ストリートビュー

ストリートビュー用の機材一式を紹介

パノラマヘッドについて

上記2枚の写真は実際のストリートビュー撮影で使っているものです。2枚の写真の違いはパノラマヘッドです。どちらも使っているのですが、これからご購入予定の場合は左の360precisionはやめておいた方が無難です。メーカーに何かあったのかわかりませんが、WEBも繋がらず閉鎖されております。これから買うのであれば右のNodal Ninjaがおすすめです。

レンズはSigma 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE (キヤノン用)

このセッティングを上から説明すると、まずレンズがシグマの8mmとなります。このレンズは180度撮影できるのでパノラマ撮影に適しています。このレンズで4方向撮影するので重なった部分をくっつける事ができます。これにより最高画質の360°パノラマが撮影できます。

パノラマ写真のスティッチ部分

カメラはCanon 5D Mark4を使用

カメラはCanonの5Dマーク4を使っています。写真の質感がとても気に入っています。フルサイズのセンサーなのでスティッチも楽々です。6Dでもそれほど変わらない写真が撮れます。細かな性能比較は他に任せるとして、ストリートビュー撮影の際、大きな違いは記録するメモリスロットがシングルスロットかダブルスロットかという違いです。私も痛い目にあったことがあるのですが、パソコンに写真データ移す前に壊れてしまったのです。SDカードを長く使っているといつかは壊れてしまいます。そのときに5Dマーク4であればSDカードとCFカードの2枚に同時に記録しているので、万が一の時に助かります。良く受講生さんに聞かれるのがフルサイズとAPS-Cサイズのどちらが良いですか?という質問です。答えはフルサイズの方がいいですよと返答しています。なぜならAPS-Cサイズはセンサーが小さいので画像の重なりが少なくなってしまうからです。近頃のスティッチソフトの性能はとても優れているのでAPS-Cでも大丈夫かも知れません。しかしつなぎ目がずれてしまった時に苦労をします。

パノラマヘッドは360°回る

パノラマヘッドですが、簡単に360°を4分割(4方向)して撮影することができます。90° X 4で360°です。90°ごとにクリックするのでそれに合わせて撮影します。

自由雲台を使うと撮影がスムーズ

パノラマヘッドの下にセッティングされている自由雲台はハンドルを回すことにより自由な位置でカメラを固定できます。実際の撮影の時はパノラマヘッドに付いている水平器を見ながら水平になった位置で固定して4方向を撮影します。

三脚

三脚はどっしりしたものを使っています。風が吹いても安定感があるので助かります。以上機材の紹介でした。

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